こんな営業には要注意!

2019年8月15日更新

こんな営業には要注意!

太陽光発電が流行した今から約10年前。
飛び込み営業も多く、高額な費用請求や、強引な営業で問題になったこともありました。
また、太陽光の時は、電気が売れるから儲かる!なんてトークも多かったようです。
そして今、蓄電池の飛び込み営業が増えているそうです。
ここでは、ご注意頂きたい営業について、触れていきます。

飛び込み営業はまず、失敗します

太陽光にしろ、蓄電池にしろ、他の商材にしろ、飛び込み営業をしている = 営業マンの人件費 がかかっています。
結果、価格は高くなりますし、飛び込み営業マンは必死ですので、契約を取るために、いい話をたくさんします。
飛び込み営業を全否定するつもりはありませんが、営業マンの人件費がかかる以上は、それがお客様に提示する料金に乗っかっていると考えるのが普通です。
試しに、営業の提案をいったん受けて、当社に相談してみてください。
飛び込み営業の提示金額に半額以下になったケースも珍しくありませんよ。

飛び込み営業の場合、工事は自社ではなく外注というところも多数あります。そうするとどんな問題が起きるか。
これは憶測の枠を出ませんが、営業会社は、原価を下げようとして、工事にかかる部材もなるべく安くするでしょう。工事費も安くするよう、工事会社と折衝しているでしょう。
すると、工事会社はどんな気持ちで工事すると思いますか?
「利益を出すためには、数多くの工事をこなそう」となります。
結果、質の悪い工事が多くなり、設置後のトラブルへとつながってくるのです。

「助成金対応します」は本当?

お客様から聞いたお話です。
「〇〇市は助成金が使えますので、〇〇円戻ってきます!実質〇〇円で蓄電池が取付できますよ!助成金の申請も対応しますので!」
こんなことを言われ、トクした気分で、工事を進めたところ、工事が終わると、助成金は自分でやってください、と突き放されたそうです。
明らかにおかしいですよね?
助成金はどこまでやってくれるのか、申請するとしても、申請手続きを代行(もしくはサポート)してくれるのを確認してから進めないと、お客様が損をすることになってしまいます。

「今日決めてくれたら、安くします」の裏事情

「今日決めてくれたら、●●円でいいですよ」
こんなフレーズは、買い物シーンではよくある話。これそのものは、悪いことではありません。安くできてうれしいですし、得した気分にもなりますよね?
ただ、当初の提示金額から、大幅に下がる場合、注意が必要です。
なぜなら、値段が下がるということは、最初の見積もりは、利益を大幅に含む見積だった、ということです。
値下げの理由もいろいろあるとは思いますが、まずはその値下げ幅に注意してください。

安すぎる業者も逆に問題

結局のところ、太陽光や蓄電池を販売、工事するのは、会社です。会社である以上、どうしても利益は必要です。
その中で、値段が安いということは、当然裏がありますし、実際使ってみたら、聞いていた話を全然違う、とか、工事が終わったら、何も対応してくれない、といったトラブルの元です。
売電価格が大幅に下がった今、蓄電池を取り付けてコストメリットを出そうとしても厳しいのが現状です。
それよりも、自家発電して、電気が使えなくなることへの予防対策としてとらえていただいたほうが、健全だと思います。

パワコンの交換・修理費用について

パワコンの交換で15万円~30万円(工事費込み)、基盤などの部品交換で5万円~10万円がかかります。(メーカーやパワコン機種によって費用も異なりますのであくまで目安です。)

ただ、太陽光パネルと異なるメーカーのパワコンを取り付けると、保証が効かなくなることもありますので注意しましょう。

また、交換をするなら、蓄電池の導入もご検討ください。機種により、後から蓄電池を取り付けると、再度パワコンの交換が必要なケースがあります。(後から蓄電池取付可能なパワコンもありますよ!)
※メーカーの保証期間内の場合は、メーカーなどに問い合わせると無償で交換してくれる場合もあります。

パワコンの保証について

各メーカーの保証期間を見ても、太陽光パネルは20年ありますが、パワコンは長くても15年ほどです。昔取付された方は、10年保証の方が多いように見受けられます。

そうすると、太陽光パネルと保証期間で差が出ます。しかし、使えているうちは、現状のパネルを使っていただき、次は太陽光パネルのみを変える、などということも可能です。
詳しくは、お問い合わせ頂ければご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

施工事例