蓄電池のメリットとデメリット

家庭用蓄電池の設置をご検討されている方は、蓄電池のメリット、デメリット双方を知って頂きたいと思っています。
なぜなら、蓄電池にもさまざま種類があり、お客様のライフスタイルによってどんな蓄電池が最も良いかが異なります。
※ 飛び込み営業で蓄電池のセールスを受けたらご注意ください。

蓄電池のメリット①
エネルギーを効率的に使える!

蓄電池活用例① 太陽光発電と組み合わせる

太陽光発電と家庭用蓄電池を組み合わせて、太陽光で発電したら、蓄電池に充電し、それを日常の電力として使うことができます。

例えば、日中は太陽光発電で使用した電力で賄い、蓄電池は夜間の安い電力を蓄電しておく、なんてことができたら、電気代もコストダウン。
これにより、購入電力が少なくしたり、太陽光発電の売電量を増やすこともできるので、非常に経済的です

太陽光パネルを設置して8~10年経過された方で、パワーコンディショナを交換する際に、蓄電池を設置するご家庭が増えています。

日中はあまり家にいない 太陽光の電力を蓄電し、さらに余剰は売電 蓄電池+安い夜間電力でまかなう
1日中電気を使う 太陽光+蓄電池で賄う 安い購入電力を蓄電

蓄電池活用例② 電気自動車、PHVもお得に!

電気自動車やPHV(プラグインハイブリッド)を購入されている方は、もっと燃費をコストダウンできます。
例えば、日中運転している間に、太陽光パネルから家庭用蓄電池に蓄えられた電力で、電気自動車を充電すれば、太陽の力で走る電気自動車も実現できます。
また、家庭用蓄電池+電気自動車のリチウムバッテリーで、災害時の電力も大きく確保できます。
家庭用蓄電池はライフスタイルや、電力量などによって、最適な製品は異なりますので、お気軽にご相談ください。

蓄電池のメリット②
災害時など非常時でも安心

災害時の停電は非常に困りますよね。
東日本大震災の時も、震災後の計画停電で、相当不便な思いをされた方も多いはずです。
さらに、災害直後、最も必要なものの一つに、携帯やスマホなどの通信手段がありますが、これらも充電がなくなると、使えません。
スマホがあるだけで、外部との連絡や、災害情報等もいち早く調べられます。
また、ご家族の介護が必要なご家庭にとっては、電気は死活問題です。

電池があれば、すべての電力を賄えるわけではありませんが、災害時には非常に威力を発揮します。

災害時の備えとして、設置するなら、太陽光がなくても蓄電池だけの設置も効果的です。

蓄電池のデメリット
蓄電池の経年劣化!

リチウムイオン電池は、充放電の回数に限りがあります。
充放電回数の寿命を超えると、蓄電容量が徐々に減っていくのでいずれは交換が必要になります。
メーカーによって保証期間や充放電サイクルの回数や残存容量が違うので、長く適切に使うことができる製品を選びましょう。

また、もう一つの注意点として、製品によって、貯められる電気量も差があります。
購入の際にはしっかり製品の説明をしてくれる会社を選ぶことが大切です。

施工事例